2012年8月4日土曜日

今年の夏のお絵描き


キャンプも終え、さっそく夏休みに入って描き始めた新しい絵の下絵を完成させる。今度の絵こそ、オリジナル(自分の構成にもとづく絵)にしようと思っていたのだが、結局テーマが定まらず、ここ2年ほど映画日記に記した映画の中からよかった映画を構成して描くことにした。前にも自分の好きな映画を描いたことがあるので「CINEMA2」と題する。ともかく、今回はシアーシャ・ローナンという若い女優は入れようと思っていたのだが、それから去年の邦画で1番よかった「八日目の蝉」、劇場で見た、佐々部監督の「ツレがうつになりまして」「日輪の遺産」あと「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」その監督が初期に撮ったという「リトルダンサー」それから、あとはDVDで見た映画だが「ダブリンの街角で」(これが秀逸)、「コーラス」「路上のソリスト」の9本の映画を構成してみた。それから、下の写真は、次女とかみさんに誕生日プレゼントに描いてあげる(長女は10月なのでまだとりかかっていない)「森の絵」と「富良野の絵」を平行して描いて行く。明日から色を塗り始めるつもりだが、なにしろオリンピック真っ盛りで寝不足気味。でもがんばるど〜!

今年も一人キャンプ





 去年の襟裳岬の百人浜キャンプ場(2泊)に続き、今年も一人キャンプ敢行!今年は3泊4日ということで、少し遠くまで行ってみることにした。去年は、浦河にある大黒座という小さな映画館に行くのも目的だったのだが、今回は絵手紙を描くこと(結局2枚しか書けなかった)と、新冠の牧場とレコード館に行くことが目的だったが、今回のキャンプで楽しかったことはライダー達といろんな会話ができたことだった。

<初日7月30日>なにしろオリンピック真っ盛りで、しかも深夜にサッカーの試合があり、この日もサッカー男子の試合があって、朝3時に起きて録画してあったものを後半だけ見て勝利を確認して4時15分に出発。なるべくお金を使わないように高速にのらず、国道を6時間ぐらい?かかって小樽までがんばる。途中、ローカルニュースで見たサッカーボールをドリブルしながら日本縦断?している青年がいた。倶知安あたりのキャンプ場にしようかと思っていたのだが、思いのほか早く着いたので、洞爺湖まで足をのばす。湖のほとりのなかなかいいキャンプ場に着き、ちょっとファミリーが多いのでちょっと遠慮しながらはじの方にテントを立てる。なんと湖に白鳥がキャンパーと一緒に泳いでたりして楽しい。子供達がさかんに網でなにか採ろうとしているので、何か聞いてみるとエビを採っているらしい。夕方、奇麗な夕陽が素晴らしい(写真)。そのうちライダーが二人近くに来て話しかけてきたので、用意してあったハンモックに乗せてあげたりする。一人は7月2日から道内をめぐっているらしく、かなり慣れている様子。もう一人は愛媛の大学4年の初めて北海道らしく、就職が決まり来たらしい。夕陽をさかんに写真におさめていた。夜になると湖の向こう岸で花火があがって美しい。

<7月31日>さて、2日目は新冠(にいかっぷ)に向かう。室蘭〜苫小牧この辺も初めての道路ばかりで新鮮だ。新冠のレコード館でなにかレコード聴こうかとも思ったが、まずは今晩のキャンプ地を決めないと落ち着かないのであまり長居はしない。エレベーターで展望台に上がれるというので、上がってみると誰もお客はいない(まあ、平日だからな)そこにあった売店でジュース等飲みながら、売店のお姉さんに新冠のことを聞く。牧場の見学は申し込みがいるらしいことや、ピーマンが有名だということなど。静内の奥に静内湖のキャンプ場があるらしいのだが、知らない様子。レコード館をあとにして静内湖に向かったが、やはり閉鎖されていた。なにしろ自分のキャンプの本は2001年版なので、もうやっていないのだろう。ちょうどダムの放流が見れるという地元の人がいたのだが、早々にひきあげて新冠に戻り、その日は森林公園キャンプ場に泊まる。途中、牧場の馬等写す。地べたに寝転がってる馬(寝てる?)がいるので面白いので写した(写真)。キャンプ場でテントを立てていると、庄内ナンバーのライダーと名古屋からの親子ずれ(バイクの前に席を作ってそこに乗せて)のライダーが来て、話をする。小学校3年ぐらいかな?宿題もって来たという。親子ずれのライダーはめずらしいなあ。その日に苫小牧に着き、これから3週間道内をめぐるという。その日は前日の疲れもあり、早めにテントに入って寝てしまう。

<8月1日>天気が悪く、ラジオの天気予報も道内全般によくない様子。特に北ほど悪いようなので、南に向かう。晩成温泉についてそこにいたライダーに聞くと、温泉に入ればキャンプ代はいらないという。しかも次の日まで何度入ってもいいという。おっしゃ〜!ここに決めた。さっそくテントを用意してお風呂に入って、大樹町まで買い出し。ここのキャンプ場は海がすぐそばなので、テントに入っていると海鳴りとかもめの鳴く声が聞こえる。夕方、焼肉を始めたら、さっきのライダーが来て話をしだしたので、いっしょに食事をしようと、とうきびやいも、ほっけなども焼く。ビールが効いてきて話も弾む。彼は猪俣さんという新潟の小学校の校務補さん。始め教育的なことを話し始めたので同じ教員かと思ったらそうではなかったが、学校というところで働くことが好きらしい。若い頃は紆余曲折していろんな職業をしたらしい。中学生と高校生の二人の男の子がいるらしい。今の子は外で遊ぶ経験が少なくて残念だということや、もっとアナログな世界を味わった方がいいというような話で共感してしまった。次の日の朝飯もウインナ10本入り全部食べられないので猪俣さんを呼びに行って一緒に食べたりした。

<8月2日>最終日は、帰るだけだ。テントやタープを撤収して、朝風呂を晩成温泉で浴びて、帰路につく。釧路方面に向かい道の駅を転々としていった。最後に津別の相生(あいおい)の道の駅の駐車場に、三重ナンバーの老夫婦がいたので、ちょっと話しかけてみると、6月24日からずっと道内を巡っているらしい。なんと道の駅114カ所全部回るということだ。来年古希をむかえるらしく、つまり69歳?若いな〜。おいらも負けられん!ボックス型の乗用車で、見せてもらうと冷蔵庫や自分で作ったという炊事場までついている。棚を作ったりいろんな工夫をしてあって、いつか自分もやってみたい。海岸の流木を拾ってきて積んであった。それで流木アートを作るんだそうだ。いいな〜悠々自適な生活だな〜。

 そんなこんなで、今回のキャンプはいろんな人との出会いが楽しい旅となった。来年はかみさんが仕事をもうやめているっていうから、二人で行こうと話している。